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ゼネラルモーターズ・モスバーガー・バーバリー…etc.
企業のブランド戦略事例

2016年10月17日

ブランディング戦略とは、企業や商品のイメージを消費者に浸透させ、そのイメージの力で企業力や商品力をアップさせようとする試みのことです。
例えば、Apple社の製品といえば、ほとんどの方が「洗練されている」「デザイン性が高い」といったイメージを思い浮かべるのではないでしょうか。多くの人が同じようなイメージを持っている理由は、決して偶然からではありません。企業側がさまざまなブランディング戦略を行っているためです。
現在、多くの企業が自社のブランド力を高める必要があると感じているでしょう。では、その為には具体的にどのようなブランディング戦略を行えば良いでしょうか。今回は3つの有名企業によるブランディングの事例をご紹介します。

多様な顧客に対応する:ゼネラルモーターズ

ゼネラルモーターズと言えば、ご存じの通り米国の有名な自動車メーカーとして知られている企業です。
実は、ゼネラルモーターズは「マルチブランディング」と呼ばれるブランディング戦略で成功したことで有名です。マルチブランディングとは、複数のブランドを同時に展開することを指します。

「ゼネラルモーターズ」という社名自体が企業ブランドになっていますが、自動車の名前になっている「キャデラック」や「シボレー」も立派な商品ブランドとして知られています。このように、複数のブランドを同時に展開することにより、企業は多様な顧客層にアピールすることが可能です。

消費者の層はさまざまであり、所得の水準によって購入する自動車のランクも異なります。さらに、デザインの好みも異なるでしょう。マルチブランディングを行うことにより、多様な消費者のニーズに対応することができ、幅広い市場の獲得が可能になります。

差別化するブランディング:モスバーガー

モスバーガーは、日本では誰もが知っているハンバーガーチェーンです。創業は意外と古く、マクドナルドが日本でオープンした翌年の1972年から営業を始めています。
多くの方がモスバーガーに対して、「値段は少し高いが、他にはない味」というイメージを抱いているのではないでしょうか。このイメージも、長い年月をかけてモスバーガーが築き上げてきたブランドです。

モスバーガーは創業当初からマクドナルドとは異なる戦略を採ってきました。値段を高めに設定するだけではなく、注文されてからハンバーガーを作るスタイルも貫いています。競合する企業と異なる点で特色を出し差別化するブランディング戦略は、見事に成功したと言えるでしょう。

デジタルマーケティングの活用:バーバリー

ファッションブランドのバーバリーは、英国の有名企業です。昔からファンの多いブランドですが、最近では主にデジタルマーケティングの活用によってブランドイメージの確立に成功しています。

バーバリーは自社の「ブランドサイト」を立ち上げ、コンセプト商品であるトレンチコートを全面にアピールしています。また、このブランドサイトはオンラインショップも兼ねているため、消費者は洗練された商品イメージを確認したあと、そのまま購入することが可能です。商品の紹介に動画を多用していることも、ブランディング戦略を成功に導いている要因でしょう。

おわりに

企業はなぜブランディング戦略を重要視するのでしょうか。もちろん、企業や商品のブランドイメージが浸透することにより売り上げが上昇するためですが、それ以上に、ブランドが「資産」になるためです。競合する企業との競争に耐え抜き、グローバルに活動を展開するためには、ブランドイメージの確立が非常に重要です。消費者に一度浸透した企業のイメージは、そう簡単に変えることはできません。独自のブランドイメージを作り上げ、自らの「資産」として活用することにより、そのイメージは自社の将来的な発展に大きく貢献するでしょう。

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