INVESTIGATION独自調査レポート
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PRESS RELEASE
2015-09-30水曜日リリース
株式会社ネオマーケティング

女性のゴルフ離れに関する調査

季節・イベント・時事

過去に年1回以上コースを回っていたが、現在まで5年以上コースを回っていない45歳以上の女性400人に聞いた

「女性のゴルフ離れに関する調査」

離反理由は「お金の問題」「仲間がやめた」「ゴルフ場が遠い」再びゴルフをやりたい女性は男性より多い傾向に


武蔵野美術大学身体運動文化研究室 北徹朗准教授と総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)は、2015年9月11日(金)~2015年9月15日(火)の5日間、45歳以上の過去に年1回以上ゴルフ(ラウンド)をしていたが、現在まで5年以上コースを回っていない全国の女性400人を対象に「女性のゴルフ離れ」をテーマにした共同調査を実施いたしました。

調査背景

気候もよく身体を動かすことに適した秋。様々なスポーツにチャレンジする方も多いことでしょう。
しかし、女心と秋の空、女性は物事に対して移り気であると言われています。9 月 14 日付の女子ゴルフ世界ランキングでは、上田桃子選手が 49 位から 44 位に浮上し、日本勢トップとなりました。「若いころはゴルフなどの運動をしていたけど・・・」という女性も多いのではないでしょうか。そこで今回は、過去に年 1 回以上コースを回っていたが、現在まで 5 年以上コースを回っていない 45 歳以上の女性 400 名に対して「女性のゴルフ離れ」に関する調査を行ないました。報道の一資料として、ぜひご活用ください。

調査概要

  1. 調査の方法:株式会社ネオマーケティングの運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
  2. 調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の過去に年1回以上ゴルフでコースを回っていたが(ラウンド)、現在まで5年以上コースを回っていない女性45歳以上を対象に実施
  3. 有効回答数:400人
  4. 調査実施日:2015年9月11日(金)~2015年9月15日(火)

「女性のゴルフ離れに関する調査」 主な質問と回答

◆ゴルフコースを回らなくなった理由は?

:あてはまる」、「まああてはまる」の合計値で最も多い
回答は「プレーフィー(料金)が高い」58.3%となった。

あなたがゴルフを始めたきっかけをお答えください。

男性は「誘われたから」に次いで「仕事上(取引先の接待など)」や「会社でのイベント」となったが、女性は「誘われたから」、「流行っていたから」、が多い結果となった。

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Q1. あなたがゴルフを始めたきっかけをお答えください。(複数回答)【n=400】

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過去に年に 1 回以上コースを回っていたが 5 年以上ゴルフをしていないというゴルフ離れをした 45歳以上の女性に対し、ゴルフを始めたきっかけをお聞きしました。第 1 位は「誘われたから」となり60.3%の方が回答しました。また、前回 2015 年 12 月に行なった男性に対する調査と比較をしてみると、第 2 位は女性が「流行っていたから」が 24.8%であるのに対し、男性が「仕事上(取引先の接待など)」と「会社でのイベント」が 34.5%とゴルフを始めたきっかけにも差がある結果となりました。

Q2. あなたがゴルフコースを回らなくなった(ラウンドしなくなった)理由をそれぞれお答えください。(単数回答)【n=400】

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ゴルフコースを回らなくなった理由をあげ、それぞれどの程度あてはまるかを 5 段階評価し「あてはまる」、「まああてはまる」の合計値の上位 10 項目をピックアップしました。最も多い回答は「プレーフィー(料金)が高い」58.3%となり、前回の男性に対する調査と同じ結果となっています。男性は「プレーフィー(料金)が高い」が 61.8%と女性と比較し高い割合になりました。次いで「用具価格が高い」50.0%となっています。半数の女性がゴルフコースを回らない理由に“金額”に関する 2 項目を挙げています。第 3 位は「仲間がゴルフをしなくなった」40.3%と男性では 6 位の項目がランクインしました。また、その他の意見としては、「結婚した」、「育児のため」など女性ならではの回答も集まりました。

<年代別上位 10 項目>

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また、年代別で上位 10 項目をピックアップして見ると上位のような結果となりました。年代により大きな変化はないものの、それぞれの年代により、理由にも変化があるようです。

≪プレーフィーが高い≫

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ゴルフコースを回らなくなった(ラウンドしなくなった)理由の上位 3 項目をピックアップして年代別で見てみると、≪プレーフィーが高い≫に関しては「大変あてはまる」、「まああてはまる」と回答した方が 64 歳までは半数を超える結果となりました。

≪用具価格が高い≫

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≪用品価格が高い≫を年代別で比較をしてみると、「大変あてはまる」と回答した方は「45 歳~49 歳」が最も多く 20.4%となりました。「まああてはまる」と回答した方と合計すると、「50 歳~54 歳」が57.4%で最も多い結果となっています。≪プレーフィーが高い≫という項目でも「50 歳~54 歳」が最もあてはまる計が高い結果となっていますが≪用品価格が高い≫でも同じ結果となりました。

≪仲間がゴルフをしなくなった≫

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≪仲間がゴルフをしなくなった≫という項目では、「あてはまる」への回答率最も高い結果となったのは「65 歳~69 歳」で 50.0%の方が回答しました。定年退職後という理由だけではなく、結婚や出産などのライフイベントによりゴルフ仲間が減っていくことがゴルフ離れの要因なのかもしれません。

Q3. あなたは「またコースを回る(ラウンドする)ゴルフをやりたい」と思いますか。あなたのお気持ちに近いものをお答えください。(単数回答)【n=400】

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「またコースを回る(ラウンドする)ゴルフをやりたい」と思うかとお聞きしたところ、「またやりたいと思う」と回答した方が全体では 17.3%となりました。「まあやりたいと思う」と回答した方が20.3%で合計、37.6%の方がゴルフをやりたいと思っていることがわかりました。前回調査の男性と比較をしてみると、男性は「またやりたいと思う」12.3%、「まあやりたいと思う」17.0%で合計 29.3%と女性より少ない結果であったことから、女性の方が「またコースを回る(ラウンドする)ゴルフをやりたい」と思っているようです。

<年代別>

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年代別で比較をしてみると、「45 歳~49 歳」43.4%、「50 歳~54 歳」42.7%、「55 歳~59 歳」34.2%、「60歳~64 歳」31.6%、「65 歳~69 歳」25.1%、「70 歳以上」15.8%と、若い年代ほどまたやりたい計が多い傾向にあるようです。費用の問題だけではなく、体力の問題から若い世代の方が「またコースを回る(ラウンドする)ゴルフをやりたい」と思っているのかもしれません。

北徹朗先生コメント

『レジャー白書2015』によれば、日本のゴルフ人口(コースラウンド)は1992年に約1480万人だったものが、2014年には約720万人と、20年間で約760万人もの減少が報告されています。昨年(2014年)末に、男性ゴルファーの離反理由の共同調査を発表しました。この調査レポートについては、各方面から大きな反響がありました。
今回の調査における、『ゴルフをやめた理由』の男性との違いとして、「仲間がゴルフをしなくなった」ことや、「ゴルフ場が遠い」ことが挙げられた点が女性離反者の特徴です。また、女性離反者の「再びゴルフをやりたい」への回答率が、男性離反者より高かったことも意外な結果でした。ゴルフ市場の活性化のためには、この層の掘り起し策が望まれます。
『ゴルフを始めた理由』としては、「誘われたから」という理由が最も多く、その割合は男性よりも高値でしたが、一般的に「内発的動機の方が、質の高い行動が長く続く」とされています。女性ゴルファーの増加・定着を目指すには、まずこの点を改善できる「環境」を整えて行くことが必要でしょう。つまり、自ら「やりたい」と希望したゴルフならば離反率も少なくなると思います。
この点について、私は『大学の体育授業』に注目しています。私が代表を務めている大学ゴルフ授業研究会の調査では、全国の大学の延べ580の体育授業でゴルフが行なわれています。驚くべき実施率の高さですし、(授業として)受講者のほぼ全員が初めてクラブを握ります。
例えば、私が勤務する武蔵野美術大学の男女比は3:7で女性の比率が高く、ゴルフ受講者の大半も女子学生です。はじめは「単位取得のため」に受講するゴルフ授業ですが、多くの学生が「もっとゴルフをやりたい」とか「本物のゴルフ場でプレーしてみたい」という気分になって授業を終えますので、このタイミングで「コースデビュープログラム」の導入を試みています。
こうした取り組みを重ねることにより、女性のメンタリティに対応できる環境を整え、女性のゴルフ実施率・定着率向上の一助になればと思い模索しています。
関係各位からのアイディアやご協力を歓迎します。

北徹朗先生プロフィール

8193_013 所属 武蔵野美術大学 身体運動文化 准教授 / 博士(医学)
その他の所属 サイバー大学 IT総合学部 客員准教授
明治大学 政治経済学部 兼任講師
中央大学 商学部 兼任講師
中央大学 保健体育研究所 客員研究員
社 会 活 動  (公社)全国大学体育連合 常務理事
(一社)日本運動・スポーツ科学学会 常任理事
日本ゴルフ学会 理事
大学ゴルフ授業研究会 代表
著書・論文等 月刊ゴルフ用品界に「北徹朗の学窓からみるゴルフ産業改革案」を連載中
その他、ゴルフに関する著書、論文、メディア出演、講演実績、多数

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